Mapbox Studio

Mapboxスタジオマニュアルは、Mapboxスタジオの各セクションについて、個々のコンポーネントの一般的な説明や特定のツールの詳細情報などの基本的な説明です。Mapboxスタジオの特定のツールを使用する際の参考資料として、または Mapboxマップの構築方法を理解するためにご利用いただけます。

• ガイド: Mapboxスタジオのマップコンポーネントとワークフローの概念的な説明。
• サンプル: スタイル例のコレクションを閲覧したり、アカウントに追加したりすることができる。
• リファレンス: Mapboxスタジオインターフェースの包括的な説明。
• チュートリアル: マップスタイルを作成し、アプリケーションで使用するためのステップバイステップのチュートリアル。
• トラブルシューティング: マップスタイルに関連するタスクのトラブルシューティングガイド。

Mapboxスタジオとは

Mapboxスタジオは、地理空間データの管理とカスタム地図スタイルの設計を行うMapboxアプリケーションです。Mapboxスタジオを使用して、独自のデータのアップロードと編集、Mapboxが提供するタイルセットの利用、カスタムフォントとアイコンの追加、または内蔵のテンプレートマップスタイルの改良により、正確な仕様で地図を構築および設計します。Mapboxスタジオを使用することで、完全なデータ管理とデザイン制御を指先で行うことができます。

どのような仕組みなのでしょうか

デジタル地図は、地理空間データ、データの見え方を記述したスタイルルール、それらを取り込んで地図を表示するツールの大きく3つの部分から構成されています。Mapboxの場合、以下のようなことを行っています。

Geospatial data: Mapbox uses tilesets as a geospatial data format when displaying maps. Tilesets are a lightweight storage format for both raster and vector data. When you upload data to Mapbox, it is stored as a tileset.

Styling rules: When you define how your data should be styled in the Mapbox Studio style editor, this information is stored in a JSON document that conforms to the Mapbox Style Specification.

Display: Whether you use the Mapbox Maps SDK for iOS or Android on mobile or Mapbox GL JS on the web, we use a tool called Mapbox GL to put together the style JSON and the tilesets used in the style and to draw your map.

Mapboxスタジオには、データをタイルセットに変換したり、スタイルを作成するためのツールがあります。また、データセットエディターも含まれており、タイルセットに変換する前にデータの作成と編集に使用できます。スタイルを作成したら、Mapbox GL JSまたはモバイルSDKsのいずれかを使用してマップを表示できます。

サンプルワークフロー

Mapboxスタジオの設計は、様々なワークフローをサポートするための柔軟性を持っています。以下は、Mapboxスタジオで独自のデータを使ってカスタムマップスタイルを作成する際のワークフローの一例です。この例では、データセットエディターでカスタムデータを作成し、タイルセットにエクスポートし、スタイルエディターでスタイルを設定し、Mapbox GL JSでWeb上に表示させています。