ワールドビュー
Mapboxでは、ワールドビュー
データフィールドを使用して、さまざまな地域、文化、または政治グループに属するオーディエンスによって異なる特性が定義される地理的特徴を識別します。
利用可能なワールドビュー
値 | 説明 |
---|---|
CN | 中国本土のユーザーに向けた機能 |
IN | インドで使用するための地図作成要件に準拠した機能 |
JP | 日本のユーザーに向けた機能 |
US | アメリカのユーザーに向けた機能 |
ベクタータイルセット
Mapbox Streets v8 や Boundaries v3 など、一部のMapboxベクタータイルセットには、複数のレイヤにワールドビュー
データフィールドが含まれています。これらのレイヤには、いくつかのフィーチャの複数のバージョンが含まれることがあり、それぞれ意図する読者を示すワールドビュー
の値が設定されています。
データのフィルタリング
ワールドビューを使用するタイルセットでマップスタイルを作成する場合、ワールドビュー
データフィールドを含むすべてのレイヤにフィルタを適用する必要があります。ワールドビューフィルタが適用されていない場合、ユーザーはすべての可能なワールドビューを一度に見ることになり、その結果、形状が矛盾したり、重なったりします
Mapbox がデザインしたスタイル(Mapbox LightやMapbox Outdoorsなど)を使用している場合、ワールドビュー フィルタはデフォルトでUS
ワールドビューを表示するよう設定されています。
ワールドビュー
プロパティの値は次のいずれかになります。
- ISO 3166-1 国コード(例:
US
またはCN
) - 対象者によって機能が異ならない場合は
all
(世界中のほとんどの機能はworldview
の値がall
になります)
ワールドビューフィルタを適用する場合、all
と地域固有の値の両方を含める必要があります。さらに、それぞれのレイヤーにはdisputed_
というプレフィックスを持つクラスがあり、ワールドビューフィルタと一緒に選択する必要があります。
Boundaries v3タイルセットでは、ワールドビュープロパティの値として1つ以上の ISO 3166-1 国コードのカンマ区切りリスト(US や CN、JP など)を指定することも可能です。1つのフィーチャーが複数の世界観に属することがあるため、レイヤフィルタを構築する際には "in"
演算子を使用する必要があります。以下は、Mapbox Boundaries v3 を使用して米国ワールドビューを有効にするフィルタの例です。
[
"any",
["==", "all", ["get", "worldview"]],
["in", "US", ["get", "worldview"]]
]
関連ページ(英語)