マトリックスAPI
MapboxマトリックスAPIは、1回のAPIリクエストで多くの場所間の移動時間を計算します。マトリックスAPIを使用すると、座標同士の到達可能性を効率的に確認したり、移動時間でポイントをフィルタリングしたり、最適化問題を解決するための独自のアルゴリズムを実行したりすることができます。
APIリクエストに含まれる送信元と送信先の数を掛け合わせて、リクエストに必要な要素(送信元と送信先の座標ペア)で構成されるマトリックス(タイムテーブル)を構築します。有効なマトリックスAPIリクエストは、マトリックスの各要素のすべての移動時間(秒単位)のマトリックスを返します。
例えば、A、B、Cという3つの場所が与えられた場合、Matrix APIはすべての場所の間のすべての秒での移動時間の行列を返します。リクエストには3つの送信元×3つの送信先が含まれるため、レスポンスには9つの要素が含まれます。
A | B | C | |
---|---|---|---|
A | A → A | A → B | A → C |
B | B → A | B → B | B → C |
C | C → A | C → B | C → C |
複数対複数のマトリックスAPIリクエストのサンプルは次のようになります。
https://api.mapbox.com/directions-matrix/v1/mapbox/driving/-122.42,37.78;-122.45,37.91;-122.48,37.73?access_token=YOUR_MAPBOX_ACCESS_TOKEN
MapboxマトリックスAPIは様々なサイズの一括リクエストを処理するため、リクエストの数ではなく、リクエストによって返された要素の数によって課金されます。詳細は、価格情報をご覧ください。
関連ページ(英語)