スタイルレイヤ
Mapboxでは、スタイルレイヤ(レイヤ)はマップスタイルの中に存在します。レイヤは、レイヤがレンダリングされたときに表示されるべきフィーチャを定義するデータソースを参照し、レイヤがレンダリングされたときにそれらのフィーチャに適用されるべきビジュアル プロパティを記述したスタイリング指示を提供します。Mapboxスタイルレイヤがクライアントによって正常にレンダリングされると、結果としてマップが作成されます。
スタイルレイヤは、必要なプロパティと利用可能なオプションを定義したMapboxスタイル仕様(英語)に準拠する必要があります。
スタイルレイヤは、Mapboxスタジオのスタイルエディタを使って作成または編集することも、コードを使ってプログラム的にランタイムに作成または編集することもできます。Webアプリケーションやモバイルアプリケーションでは、複数の異なるタイルセットやスタイルのレイヤを参照できます。
レイヤ例
次のスタイルの抜粋では、id
がrivers
であるレイヤを示しています。
"layers": [
{
"id": "rivers",
"type": "line",
"source": "mapbox://mapbox.mapbox-streets-v8",
"source-layer": "waterway",
"paint": {"line-color": "#ffc0cb"}
}
],
rivers
(河川)レイヤはlineタイプのレイヤです。
mapbox://mapbox.mapbox-streets-v8という[データソース](https://docs.mapbox.com/jp/help/glossary/source/)を参照しており、特に
waterwayというベクタータイルセットソース内の[ソースレイヤ](https://docs.mapbox.com/jp/help/glossary/source-layer/)を参照しています。そして、
waterwayのラインデータを、
ラインカラーが
#FFC0CB`(薄いピンク)になるようにレンダリングするスタイリングの指示を出しています。
完全なスタイルのJSONはここ(英語)で見ることができます。以下は、このスタイルを使ってレンダリングされた、rivers
レイヤを含む地図です。
レイヤid
の検索
Mapboxスタイル内のスタイル レイヤーのid
は、スタイルを開き、JSON内のレイヤオブジェクトのコンテンツから確認できます
また、Mapboxスタジオスタイルエディタを使用して、Mapboxスタイル内のスタイル レイヤの id
を見つけることもできます。まず、Mapboxスタジオスタイルエディタでスタイルを開きます。そして、次のいずれかの方法を使用します。
- 左側の レイヤパネルをクリックするとスタイルレイヤーが
id
ごとに表示 - 上部ツールバーの 設定ボタンをクリックし、レイヤの概要セクションまでスクロールすると
id
ごとにスタイル レイヤーが表示
関連ページ(英語)